ブログ

高いレベルで身体能力を発揮するための食事

2eeaa1d9f421041282953b5c4598babf_s

こんにちは。堀田医院院長の堀田忠弘です。

今回のコラムは、私が最近気づいていることを書かせて頂きたいと思います。

1.ケトン体を活用する 私たちの体には、燃料を作り出す機能として下記の2つのがあります。

 

①解糖系

②ミトコンドリア系

 

糖質系は糖とケトン体を材料にエネルギーを作り、

ミトコンドリア系は酸素をもとにエネルギーを作ります。

 

ケトン体を上手く活用すると、いろんな体によいことが起きます。

ケトン体(アセト酢酸とβヒドロキシ酪酸)は、ブドウ糖が枯渇したとき、肝臓で脂肪酸が燃焼されて作られます。

ブドウ糖が十分にある時は、ブドウ糖が優先され、無くなるとケトン体が使われるようになります。

通常、脳はブドウ糖をエネルギー源として利用していますが、ブドウ糖が枯渇した時には、肝臓でケトン体が作られ脳に送られてエネルギーとなります。

糖質を制限すると、ケトン体ができますが空腹感が起こりそれを我慢するとストレスになって仕事に支障をきたします。

ところが中鎖脂肪酸を補ってケトン体を作ると空腹感を緩和することができ、エネルギーも作られますので快適に過ごすことができます。

ケトン体が血液中に増えると、次のような変化が起きるようです。

  1.  インスリン抵抗性が改善し、内臓脂肪の蓄積を防ぐことができる。 生活習慣病の改善になる。
  2.  長寿遺伝子(サーチュイン3)が活性化する。 アンチエイジングに効果的
  3.  食欲の抑制 脳の食欲の中枢にブドウ糖の代わりに、ケトン体が入ると食欲が抑制されます。<br> 糖質制限によって内臓脂肪が燃焼し減少すると、食欲を抑制するレプチンが活性化され、食欲はさらに緩和されます。
  4.  認知症の予防と改善 アルツハイマー病では、脳細胞はブドウ糖を上手く使えない状態になっているが、ケトン体のエネルギーによって活性化する。
  5.  抗酸化作用 ケトン体自体に抗酸化作用がある。

 

 

2. 中鎖脂肪酸とは

 

ケトン体を作るために中鎖脂肪酸を活用する 中鎖脂肪酸とは、飽和脂肪酸の中でも炭素の鎖の長さが長鎖脂肪酸に比べて約半分程であり、カプリン酸、カプリル酸、ラウリン酸などをさします。

これらは、消化管から吸収後、速やかに肝臓で分解されエネルギーになるため、長鎖脂肪酸よりも体脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。

中鎖脂肪酸からケトン体が産生され、ミトコンドリアでケトン体はエネルギーに変えられます。

アルツハイマー病においては、ブドウ糖の脳神経細胞への取り込みが障害されている場合が多く、そのために神経細胞はエネルギー不足になっています。

ケトン体は水溶性であり、血脳関門を通過できるため、アルツハイマー病の患者においては、ケトン体はブドウ糖の代わりのエネルギーになるのです。

アルツハイマー病にかかると脳細胞が死んで機能しなくなると言われていますが、実際は再生可能な細胞が存在し、中鎖脂肪酸を摂った患者において、生活レベルが向上していることが研究の結果分かっています。

 

 

3398ca3f0b860bdb38c9ddfe4f39948f_s

 

3.コーヒー+グラスフェッドバター+ココナッツオイルは最強コンビ

 

内臓脂肪を減らし、パフォーマンスを高めるコーヒー+グラスフェッドバター+ココナッツオイルは最強コンビです。

コーヒー+グラスフェッドバター(ティースプーン1杯)+MCTオイル(ココナッツオイルから抽出した中鎖脂肪酸オイル、ティースプーン2杯)を飲むことによって、4~5時間高いケトン体濃度を保つことができます。

朝、糖質を控えこのコーヒーを飲むと、集中して仕事をすることができます。

 

<グラスフェッドバターがなぜよいか?>

  1.  バターには有害な乳蛋白質(カゼインやカソモルフィン)が少ない。
  2.  酪酸が含まれている。
  3.  いろんな栄養素を含んでいる。

 

<なぜココナッツオイルがよいか?>

  1. 90%以上が飽和脂肪酸で酸化されにくい
  2. 中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸と比べて消化吸収が早く、ケトン体となってエネルギーが供給される。
  3. 中性脂肪として蓄積されにくい。
  4. ラウリン酸が含まれており免疫力を高める。 <br>良質のバターがない場合や乳製品が取

※とれない人は、ココナッツミルクとMCTオイルで代用できる。
ただし、糖質を制限することが大事で、糖質の制限なしではケトン体は十分に作られませんので心にとめておきましょう。
手作りジュースにMCTオイルを入れて飲んでもよいと思います。

 

<コーヒーの効能>

集中力、記憶力、パフォーマンスを高め、脂肪減少を促し、筋肉の形成に役立つ。

コーヒーには多く含まれるポリフェノールは、抗酸化物質で痩せている人に多く見られるバクテロイデス門の細菌を増やすようです。

認知機能の衰えを軽減し、アルツハイマー病の発症リスクを低下させることも分かっています。

 

 

 

 

4.身体の働きを低下させる要因を避ける

 

① 小 麦 

ハリケーンなどの天災に強くするため、収穫量を上げるため、食感をよくするために品種改良が重ねられた結果、血糖値を急上昇させる危険な小麦になったのです。

小麦に含まれるアミロペクチンAという糖質は、フアフアした食感があって食べやすいものの消化・吸収されやすく、血糖値を急上昇させることが分かっています。

小麦による被害がどんどん拡大しています。体調の悪い方はまず小麦を止めてみましょう。

 

②見えないカビが頭を鈍らせている 

カビは身近に存在しているものの、あまり注意されておらず体に影響があっても気づかないままになっています。

カビ毒(マイコトキシン)はドライフルーツ、ナッツ類、古いスパイス、インスタントコーヒー、ココア、チーズ、エアコンなどからのカビの胞子などに含まれ、ガン細胞を増殖させたり、アトピーを悪化させたり、脳の働きを鈍らせたりします。

 

③ 遺伝子組み換え穀物で飼育された家畜の肉はアレルギーを起こす

アメリカでは遺伝子組み換え食物として、キャノーラ、トウモロコシ、綿実、サトウキビ、ジャガイモ、大豆を生産しています。

これらで飼育された家畜の肉を食べていると、アレルギーを起こす可能性が大きくなります。

アメリカでは遺伝子組み換え食物が普及した過去30年間に、アレルギーは400%増、喘息300%増、注意欠陥・多動性障害は400%増、自閉症は1500%増になっている。

(最強の食事、ディブ・アスプリー著)

 

④アブラナ科の野菜は加熱する

ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、芽キャベツ、チンゲン菜などのアブラナ科の野菜はシュウ酸を多く含んでいます。

シュウ酸はCaイオンと結びついて小さな結晶を作り、筋力低下、筋肉痛、腎結石の80%の原因となりますので、サラダや野菜ジュースを作る時には多くならないように注意しましょう。

加熱するとシュウ酸を減らすことができます。

 

 

 

ded3c96db65b29592031be52b5534f25_s

 

5.冷や飯が善玉菌を育てる

 

冷や飯に含まれるレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)は善玉菌を繁殖させ、これを消化する過程で酪酸という短鎖脂肪酸を生成します。

酪酸は消化器官を健康にし、脳の働きを高める作用があります。

レジスタントスターチは、体内で分解されないので血糖値も上昇しないなどのメリットがありますので、お子さんのおやつには冷や飯のおにぎりを用意しておくとよいでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る