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線香にもご用心!

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線香にもご用心!

線香は、故人の法要や墓参りなど仏事には欠かせ必需品の一つでしょう。

仏壇のある家ではお供え物をし、線香を焚いて手を合わせ先祖に感謝の気持ちをあらわすことが生活の一部になっています。

私も年に一度お盆に故郷である島根の田舎に帰省し、お墓の前で手を合わせ線香の煙の中で般若心境を唱えています。

ところが、あること から線香も種類によっては、気をつけないといけないなと気づいて線香は最小限にしています。

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線香の煙で病気が悪化

50歳代の男性が肝癌で通院されていました。とても良い経過だったのにある時を境に急速に状態が悪化したのです。

原因についていろいろ考えを巡らせでもよく分かりません。

患者さんに尋ねてみました。

「最近、生活の中で変ったことはありませんでしたか?」

「そう言えば、家内がある時から朝晩線香を焚いて、熱心に拝むようになりました」

「部屋に煙が濛々と立ち込め息苦しくなるのですが、私のためにしてくれていると我慢しています」

「そうですか~」

「悪くなった原因は、線香の煙かもしれませんね」

「線香を焚くのを止めるように奥様に伝えてください」

「次回診察の時に線香をお持ちください。調べてみましょう」

 

すると、患者さんが線香を持った時と、持たない時では波動測定で大きな差がでたのです。

線香をもつと健康の指標であるテロメア(細胞の寿命を決めると言われている染色体末端の構造)がうんと低下したのです。

それ以来、咳が長く続く人、ガンや難病で闘病中の人では、家庭や職場での空気の良し悪しについても確認するようにしています。

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線香の煙で咳と顔の痒み

60歳代の女性が、長く続く咳と顔が赤くなって腫れる、と来院されました。

アレルギー性鼻炎と食物アレルギーの反応が陽性です。間食を控えるようにお伝えし、アレルギーを抑える漢方薬をお出ししました。

そして2週間後。

「咳はおさまったけれども、顔が痒いし、赤みもとれません」

「う~ん、まだ原因が取り切れていませんね」

「ところで自宅に仏壇はありますか?」

「あります! 毎日線香を焚いてお参りしています」

「線香の煙には、いろんな成分が混じっていて、顔に接触すると痒くなったり、吸い込むと咳がでたりすることがあります」

「一度線香を焚くのをやめて気持ちだけでお参りしてみて下さい」

それで一件落着となりました。

 

私たちは、数時間水や食事を摂らなくても何とかなりますが、空気を数分止められると簡単に死んでしまいます。

それだけ命に直結しているものですが、どんな空気を吸っているかについては意外に無頓着なのではないでしょうか。

タバコの煙を分析すると、200種以上の化学物質が検出されるそうですが、線香の煙にも200種以上あると言われています。

こんなにもあるとはびっくりですが、一酸化炭素(CO)、酸化窒素(NOx)、硫黄酸化物(SOx)、など共通する有害物質も含まれています。

線香やお香の原材料には、木の幹(ビャクダン、沈香)、皮(桂皮)、実(丁子)などの植物性原料と動物性原料(じゃこうなど)があり、これらを調合して作られます。

これらに加えて合成香料、防腐剤、着色料、燃焼材、結着材などが使われているようです。これらの化学物質が煙になったものを長く吸い続けると、呼吸器系統の障害をきたすことは十分あり得ることです。
 線香を長年吸い続けたことが、肺癌の原因になったのではないかと思われる例も経験しています。

天然素材のお香やアロマオイルは、その香りで心が癒され、身体にも良い作用がもたらされることはよく知られています。

でもいい香りがするものの中に、僅かでも化学物質が含まれていると咳の原因になることがあります。

咳が続くようなら天然素材だからと安心せず、線香とお香、アロマオイルにも気を付けてみてください。

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