堀田医院と漢方
薬を処方する場合、薬があっているかどうか、量は適切か、ということはとても重要な問題です。薬は諸刃の剣で効果的な薬を選び、副作用を出さないことに細心の注意を払っています。
筋肉反射テストを使えば、薬は飲む前に効くか効かないか、どのくらいの量が最も効果的か判断することができます。
漢方薬についても同じで、ある症状に対して幾つかの薬が考えられても、その中で最も必要なものはどれか、薬と本人との適合を見る必要があります。
薬の適合と量を見極めて使うと、短期間に副作用なく効果を発揮させることができます。
漢方には何種類もの生薬が含まれており、一つ一つの生薬にいろんな成分が含まれています。それ故に漢方薬には、保険病名以外にいろんな効能があります。
漢方薬には、冷え性を改善したり、免疫力を高めたりする作用があり、インフルエンザに対しても漢方薬を組み合わせることで、副作用なく治癒に導くことができます。
自由診療では野生の人参(かつて不老長寿の妙薬として珍重された)が含まれている「天一丸」を主に使っています。
副作用的なものはこれまで経験しておりません。費用は20~30日分で¥7560
天一丸の効能
天一丸はおよそ400年前、李王朝時代に朝鮮儒学の父と称された南冥曹植(ナンミョンジョシク)によって創られ、当時の製法そのままに彼の子孫によって代々受け継がれ現在に至っています。
成分は、山参(サンサム)、蔓人参、ヨモギ、センキュウ(葉)、胡麻、小麦からなるが、中でも山参が含まれていることが時代を越えて愛用されている所以であると思われます。
山参は山に自生する高麗人参で、紀元前から神秘の薬として珍重され、秦の始皇帝が不老長寿の薬として探し求めたことでも知られています。
その効能は、中国最古の薬物書「神農本草経」そして明の時代に李時珍が書いた「本草綱目」にも書かれています。
また韓国随一の名医と称されている許凌(ホジュン)が書いた「東医宝鑑」には、「高麗人参は、主に五臓の気が足りない時に使い、精神を安定させ、目を開き、記憶力をよくする」という記録があります。東医宝鑑は1610年に編纂され、2009年世界記憶遺産に指定された名著として知られています。
ドイツ振動医学的にみると、第1と第7チャクラを活性化させる反応があることから、天・地のエネルギーをよく取り込み、天・地・人一体へと導くパワーを感じさせてくれます。
さらに筋肉反射テストを併用してみると、血液循環、抗酸化反応、抗腫瘍、生命エネルギー、自律神経、生殖機能、解毒、抗ウイルス、エネルギー産生など多岐にわたって効果的であることが推測されます。
天一丸は、古に創られたものでありながら現代病を代表するさまざまな疾患を癒す幅広い働きがあることが推測されます。